大地からのお便り

2026/10/08 22:50

本日10月8日は24節気「寒露(かんろ)」。

草木に冷たい露が宿るという時期に入ることから「寒露」という名称になりました。
「芒種」から始めた24節気、とうとう”寒”という漢字がつく時期になってまいりました。
たしかに、前回の秋分の時期より朝夕の寒暖差が大きくなってきましたね。
そして、寝るときに少しだけ喉の乾燥を感じるのは私だけではないと思います。
季節が秋めいてきたなぁと感じると同時に、乾燥や寒邪への備えが必要になってきます。

さて、今わざとらしく使った「寒邪」という言葉。読みは「かんじゃ」と読みます。
今日はこの言葉を使いたくて、自然な感じで、あわよくばかっこよく始めたいと思っていましたが、
信じられないくらい不自然な、不格好な始まり方になりました・・・

はい、気を取り直して、寒さという邪と書く「寒邪」について。
東洋医学でいうと、身体に不調をもたらす寒さ(冷え)の邪という外的要因のことですので、
寒邪が身体に侵入するとカゼをひいてしまいます。
中医学(中国で数千年の歴史を持つ伝統医学)では、この現象を「寒邪客肺」と言って、
字の如く寒邪がお客様のように肺に入ってくると書くのです。
急に寒邪を接待せねばならないと思うのは、私は座・日本人だなと改めて感じるところ。
現実は、寒邪を肺に「いらっしゃいませ」するわけにはいかないのです。
秋めくこの時期は、乾燥によって「肺」がダメージを食らうことはこの大地のお便りで周知の事実。
元気であるためには何とかこのはた迷惑なお客様を肺で「お断り」したいところですね。
それでは、最後にこの寒邪撃退方法をご紹介して今回のお便りとさせていただきます。
漢方の観点からですが、この寒邪、背後から侵入してくるようです!
正しくは、背中の「風門(ふうもん)」というツボから侵入してきます。
なので、悪寒が走ると背中がぞくぞくするのかもしれないですね。
そんな時は、風門付近(肩甲骨の上あたり)を温めてあげるとよいみたいです!
乾燥を防ぐ、そして風門を死守、寒邪の出禁活動のとっかかりにしていたければ嬉しいです。








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